初期仏教講座[思い遣り]1回目

思い遣りを仏教では、慈しみと表現します。
私たちは、ひとりきりで生きて来て、其処に特別な存在感から、自我を意識します。これが苦しみの根本原因である事に気付きません。自分勝手に生きるのが自由と思いがちです。
他人との協調の必要性に気付きません。そこから人間関係のトラブルが起こってきます。

このトラブルを回避する方法が、人への思い遣りになります。
相手に原因が明らかな場合でも、
少しの思い遣りで解決出来る場合も多いと思います。
相手に怒りを覚える時も、一旦立ち止まり、許容範囲ならば容認する事も出来ます。
自分の性格を改善するチャンスとも言えます。

初期仏教講座[思い遣り]1回目
五百羅漢 第2回
五百羅漢エピソード①
心の法整備6 因果で判断する
心の法整備 ⑤ 3つの法則
心の法整備 ④四つの洗浄剤